蒸し枝豆
□□□「We See The Light」のジャケット写真のちらし寿司は僕がつくったものなんです。
今年のひな祭りに人生で初めてつくったちらし寿司
今作のデザイン打ち合わせで出てきたキーワードは「生活」。という流れでCDのブックレットの中に僕の他の(なんてことのない日々の)料理写真がいくつか載っています。さらにCDの帯には「今日の料理、今日の音楽」の一文。
そんなわけで「We See The Light」8/26の発売日まで僕の日々の料理&レシピをあげていきます。
今回の蒸し枝豆を筆頭に、今後あげていく料理もミニマルで他愛もないものが中心になる、というか恣意的にそうしようかと思ってます。なんせ生活がテーマですので。とはいえそんなものわざわざレシピに記す意味ある?というもっともな自問が浮上。これについてはミニマルな料理ほど下ごしらえやタイミング、火加減などの塩梅が決め手になるからというのと、それらのジャッジの総和に、その料理をつくる人の好みや、大げさに言えばその人の歴史や哲学が宿る訳で、かくいう僕自身も人のレシピからそういうものを読みとるのが好きなんで〜というのを理由に「意味はある」と判断しました。そもそも意味なんてなくてもやりたいことやればいいんだけどね。いつもそうしてるし。ていうかそもそもこのレシピ大飽和時代に一介のミュージシャンごときのレシピに何の価値が?っていう話だよね〜。
それでは旬の枝豆を蒸していきましょう。
その為にはまずこいつを推さないわけにはいかないだろう。
蒸しざる。脚がついていて少し高さが稼げる。
俺的に世間でいうところの今年のベストバイ。QOL爆上がり。500円くらい。
ワタクシが店内BGMをセレクトしている日本料理しうがの大将、渡邊氏から「絶対買った方がいいっスよ。まじQOL爆上がりっスよ」と勧められ購入した。本当に買ってよかった。
いや、もちろん蒸籠は持ってますよ。持ってるけど洗うのと乾かすのがめんどいじゃないですか。だからついつい棚の奥から引っ張り出すのが、つまり蒸す機会が遠のいてしまうんですよね。今日は手作り焼売パーティーだー!とかじゃない限り。あと蒸籠焦がしてダメにしちゃったこともあるし。
そんな蒸すことへの障壁をこいつは完全に取っ払ってくれた。ベルリンの壁崩壊。こいつが家に来てからというもの、堰を切った民衆の移動のごとく、ワタクシほうれん草も菜の花も青梗菜も冷蔵庫にある野菜は何でもかんでも茹でずに蒸す「蒸し男」と化したのであった。
蒸しざるのインパクトはこの辺にして工程。
1.枝豆を洗う
2.大きめのフライパンに水を張る
3.枝豆を並べ火をつける
4.沸騰したら蓋をする
5.5分たったら高さのある別のざるにあけ、塩を振り10回ほどバウンス!
まあこんだけです。こんだけなんですが、考え方など補足していきます。
1. なんでわざわざ洗うという工程を入れたのかというと、茹でる場合と比べて皮に残る汚れや残留農薬などが水に溶け出しにくい気がするからです。僕はそんなにオーガニック志向ではありませんが、枝豆は皮をしがんで食べるからまあ洗うに越したことはないだろうという半分気持ちの問題です。
2. 当たり前だけど水はざるの表面を越えない程度のかさで
3. 蒸し男になりたての頃はひと鞘たりとも縦に重ならぬよう、枝豆一袋を3回に分けて蒸したりしてた僕が保証します。重なっていようが重なっていまいが全然味に大差ないです。重なりは気にせずいきましょう。
一袋分。もっと重なっていても全然良い。
4. 特にいうことはないけど、これから購入する方はガラス蓋を選ぶと鍋の中が見えて良いと思う。
うちはふにゃふにゃした(樹脂製?)やつを使っていますが
火は弱めの中火くらいかな。蒸し時間はとりあえず5分としたけど、枝豆の量や大きさ、好みの固さに応じてご自由に加減してください。5分だとちょい固めな感じ。
5. 塩を振り
熱々のうちに速攻でBounce!
皿に盛ったなら、なんなら作った人は盛るのを待たずに熱々を頬張るのじゃ。
蒸す術を持たないものは、茹でる水を極限まで減らして蓋をすればそれはもう蒸したも同然。