音楽を担当した映画『わたのはらぞこ』の公開が決定

三浦康嗣が音楽を担当した、創作ユニット「点と」による長編映画『わたのはらぞこ』が8月1日より長野・上田映劇、23日より東京・ポレポレ東中野で公開されることが発表されました。

本作は、「点と」約3年ぶりの新作として、長野県上田市の人々や同地の様々な活動・取り組みから刺激を受けて制作された映画。クラウドファンディングによって多くの方たちにサポートを受け、製作が実現しました。三浦康嗣にとってはキャリア初の映画音楽となり、製作の経緯などはこちらに掲載しています。

YouTubeでは特報が公開中。上映期間中にはトークイベントが予定されているほか、8月2日には上田映劇での上映後には □□□ライブが行われます。ライブ詳細はこちらをご参照ください。

また、公開に際し、いとうせいこう、ヤーレンズ・出井隼之介、中村佳穂の3名のコメントも発表されました。

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「距ててて」を作り出したあの「点と」の二人が、三浦康嗣の音像と鳥や水のささやきと歌を得て、硬直した私たちの体を共振させ、こころを共鳴させる。

いとうせいこう (作家 / クリエイター)

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嫌な絵が1秒も無い、逆アウトレイジでした。

上田市に積もったやさしさを、そっと掘り出して見せてくれているかの様な、美しく親しみやすい映像。印象的な音と音楽。

不思議が段々ほどけてくる、やさしい物語。

ちょっと疲れてる全ての人に観てほしい映画です。

出井隼之介 (ヤーレンズ / お笑い芸人)

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最近は「よめる人」が増えてきた様に思う。

“理解ができない”言葉は上手く説明できなかった恥ずかしい事であるみたいなそんな風潮。

けど「よめない人」は今目線を上げた先の世界のそこかしこに意外といる。

その人達は、多くの人が気に留めていないなにかにそわそわして、不意に納得して喜び、何気ない行動の中で、怒ったり喜んだりしている。

言葉で言い切らない、日常に点在する隙間はある時にふと人生でリフレインしたりする。

そういう隙間がある人生が私はとても好き。

中村佳穂 (音楽家)

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フリーマガジン「わたしたちの住環境学」インタビュー掲載